RSウイルス感染症とは
ＲＳウイルス感染症は、大人も子供もかかる呼吸器感染症です。ＲＳウイルスは、一般には乳幼児の呼吸器感染症の原因ウイルスとして知られていますが、高齢者や基礎疾患のある成人についても、症状が重くなり肺炎を引き起こすこともあることが報告されています。流行時期は、近年は夏から増加傾向となり秋にピークがみられていました。一方、2021年以降は春から初夏に継続した増加がみられ、夏にピークが見られるようです。慢性呼吸器疾患などの基礎疾患を有する高齢者は感染に特に注意が必要です。RSウイルスワクチンは、RSウイルスによる感染症を予防する６０歳以上の成人向けワクチンです。予防のためのワクチン接種ができますので、ご希望の方は、予防医療センターまでご連絡ください。
日本では毎年60歳以上の成人でRSウイルス感染症によって63,000人の入院と4,500人の院内死亡が推定されています。慢性呼吸器疾患などの基礎疾患を有する高齢者は感染に特に注意が必要です。
RSウイルスワクチン（販売名・アレックスビー筋注用）
種 類
料 金